囲碁の学習方法は、上達のうえで非常に重要です。
- これから囲碁を学び始める入門・初心者の方
- もっと強くなりたい初級・中級の方、初段を目指している方
学び方を知っているかどうかで上達の速さに大きな差が生まれ、棋力アップに向けて何をすべきかが明確になります。
なかなか上達しないとお悩みの方のお役に立てれば幸いです。
Decor Horizonでは1級・初段を目指す「囲碁オンライン講座」を提供しています。
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初心者のための囲碁上達法〜終局まで打てるようになるには〜
囲碁をはじめて学ぶ方が、一局を最初から最後まで打てるようになるためのステップをご説明します。
「これから囲碁に挑戦したい」という方や、「何から始めればよいか」と迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
囲碁入門STEP1:ルール・打ち方を理解する
まず、
囲碁の「ルール」と「打ち方」を身につけましょう!
さまざまなサイトでルールを学べますし、囲碁の「入門書」を一冊手に取って学ぶのもよい方法です。
Decor Horizonのサイト内入門講座もあわせてご活用ください。
Decor Horizonが厳選した入門書もぜひ参考にしてみてください。
初めての方にも読みやすい内容です。詳しくは各書籍サイトでご確認ください。
☆Decor Horizonでも囲碁入門講座を公開しています。
囲碁入門STEP2:碁盤(9路盤)と碁石を用意する
ルールを覚えて囲碁を続けてみようと思ったら、碁盤と碁石を用意しましょう。
最初は碁盤に慣れるために「9路盤」という小さな碁盤がおすすめです。
9路盤→13路盤→19路盤(本格的な碁盤)という順番で段階を踏んで学んでいくのが理想的です。
打ち方を学べる記事はこちら:
【囲碁9路盤の打ち方】初心者必見!一局の流れをていねいに解説
碁盤をお持ちでない場合は、「9路盤・13路盤と碁石のセット」を購入しましょう。
上の商品は7,000円前後で購入できる「9路盤・13路盤・碁石セット」の一例です。
より安価なものもありますが、ある程度の先行投資が長続きにつながると思います。
さまざまな商品がありますので、モチベーションが上がるものをぜひ探してみてください。
関連記事:
【初心者におすすめの囲碁盤・碁石セット】まずはこのセットで囲碁を始めよう
碁盤を手に入れたら、入門書やDecor Horizonの講座を参考にしながら、実際に碁盤に碁石を置いて打ってみましょう!
碁石の持ち方・打ち方を解説した動画も用意していますので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:
【碁石の正しい持ち方・打ち方】囲碁の第一歩!動画でわかりやすく実演解説
囲碁入門STEP3:実際に対局してみる
ルールを学び、碁盤と碁石で打ち方を練習したら、いよいよ実戦対局でもあります。
身近に囲碁を打てる方がいれば、ぜひ挑戦してみましょう。
初心者も参加できる碁会所や地域の囲碁サークルが近くにあれば、勇気を出して足を運んでみてください。
そのような環境が近くにある方は、ぜひ積極的に活用しましょう。
さて、
対局できる環境が周囲にない場合は、パソコンやスマートフォンで対局練習をしてみましょう。

無料で使えるオンライン対局サイトを活用するのがお手軽でおすすめです。
ダウンロード不要で、すぐに対局練習を始めることができます。
まずは「勝ち負け」を気にせず、終局まで打ち切ることを目標にチャレンジしてみましょう!
囲碁入門STEP4:学習と実戦を繰り返して大きな碁盤に挑戦する
9路盤で終局まで打てるようになったら、碁盤を大きくしましょう。
13路盤へステップアップでもあります。
13路盤に移ってからも、入門向けの書籍や講座で学びながら実戦を積み重ねていきましょう。
講座の内容を碁盤に並べて確認することで、打ち方がしっかり身についていきます。
学習⇒実戦対局⇒学習⇒実戦対局⇒…
このサイクルを繰り返すことが上達の近道です。
9路盤→13路盤→19路盤という順序でステップアップし、ぜひ「19路盤」にも挑戦してみてください!
13路盤の打ち方を学ぶならこちら:
【囲碁13路盤の打ち方】一局の流れをしっかり学べる決定版記事!
級位者のための囲碁上達法〜4つの学習ステップ〜
19路盤で対局できるようになったら、あなたはもう「級位者」です。
一般的に、19路盤で終局まで打てるようになると「20級」とされています。
ただし「級」はあくまで目安ですので、あまり気にせず打ち方のコツを学びながらどんどん実戦していきましょう。
そして、
囲碁級位者の学習には、重要な「4つの上達法」があります。
この「4つの上達法」を実践することで、一歩一歩着実に囲碁が上達し、「初段」へと近づいていきます。
各方法の詳細をこれからご説明します。
上達法STEP1:お手本並べ
①お手本並べとは?
下の図のようなイメージです。いわゆる棋譜並べのことで、最初は打ち方を学ぶためのやさしい棋譜を並べることがおすすめでもあります。

これを続けることで、どこに打つと効果的か、この形のときはここが良さそうという感覚が少しずつ養われていきます。
この学習法は、スポーツで言うところの「素振り」と同じで、初段を目指すうえで欠かせない最も重要な練習法だと考えています。
Decor Horizonのスタッフも、上達期には毎朝早起きして名局の棋譜を繰り返し並べていました。地道な積み重ねが着実な成長につながります。
関連記事:
【囲碁の棋譜並べ上達法】初心者に効果的な勉強法!おすすめ棋譜をプレゼント中
また、お手本(棋譜)を並べることで、定石も自然と身についてきます。
囲碁の定石については関連記事もあわせてご覧ください:
【星の基本定石】初心者必見!定石の意味を理解して最短で上達しよう
②どのように上達していくのか?
「素振り」と同じ感覚で、とにかくお手本を並べるだけで大丈夫です。
そうすることで、
手の意味が分からなくても、少しずつ感覚が磨かれていきます。
なんとなく覚えていた手が、実戦でとても良い結果につながることが増えていきます。
特に囲碁を始めたばかりのころは、どこに打てばよいか全く分からないものです。
「自由に打ってください」と言われても、戸惑ってしまいますよね。
棋譜を並べることで、
「こんな風に打つのか〜」
という感覚を少しずつ掴んでいくことが上達のカギです。
- お手本(棋譜)を並べる
- どこに打つと「良い」のかが感覚的に分かってくる
- 実際の対局で自然に良い手が打てるようになる
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上達法STEP2:詰碁を解く
①詰碁とは?
「囲まれた自分の石が二眼を作れるか?」
「相手の石を一眼にして取ることができるか?」
という「死活問題」です。
死活がしっかり身につくと、大切な石を取られる場面が減り、相手の大石をまとめて取ることもできます。
逆に死活が分からないと、気づかないうちに石を取られたり、無駄な守りの手を打って不利になってしまいます。

たとえば、自分の陣地に侵入してきた相手の石を仕留めるには「詰碁」の力が重要になります。
どのように対処するか、考えてみてください。
では、いきます。

正解は、黒2と打って相手を隅に追い込み、黒4・6と封鎖します。
そして、ここからが「死活問題」です。
黒番で、白に二眼を作らせないようにするには…

黒8が好手です◎
ここが白の狙いどころなのです。
白9に対しても、黒10と打って白を一眼にして取ることができました。
隅の黒地をしっかり守ることができました。
このように、死活の力がつくと自分の陣地に入ってきた相手の石を取ることができます。
失敗すると相手に生きられてしまうため、非常に重要な分野です。
②どうやって学ぶの?
具体的な学習法としては、できるだけやさしい詰碁の本を一冊用意して、その一冊をひたすら解き続けます。
解答をほぼ暗記するくらい繰り返すのがポイントで、パッと見て「この形はここに打てばうまくいきそう」という直感が鋭くなっていきます。
また、頭の中で手順を思い描くことで「先を読む力」が養われ、実戦でも展開を想像できるようになります。
先を読む力は、囲碁の醍醐味のひとつです。
- 詰碁を解く
- 解答を見て「なるほど!」と感じる←ここが特に大切
- 想像力が育ち、死活の急所が分かるようになる
- 実戦で「相手の石を取れる」「自分の石を守れる」
通勤・通学中に解くのも良いですし、碁盤に問題を並べて石を見ながら解くのも非常に効果的です。
Decor Horizonのスタッフも、休日には碁盤に問題を並べてひたすら詰碁に取り組んでいました。
詰碁に関する関連記事もぜひご活用ください!
関連記事①:
【詰碁とは?】初心者が上達するための詰碁の進め方とおすすめ書籍
関連記事②:
【囲碁の練習問題】習うより慣れよ!初級手筋・死活問題をプレゼント
上達法STEP3:手筋を身につける
①手筋とは?
詰碁と並んで重要なのが「手筋」です。
「手筋」=「その局面での最善手」
と考えており、シチョウやゲタ、ウッテガエシなどが石を取る手筋の代表例です。
他にも、
- 連絡の手筋
- 分断の手筋
- 眼を奪う手筋
- 相手の形を崩す手筋
- 自分の石の形を整える手筋
生死を争う詰碁とは異なり目標はたくさんありますね。
さまざまな局面の手筋を学んでいくと、「この場面のこの形ではここが急所だ」ということが、感覚的につかめるようになってきます。
不思議に感じるかもしれませんが、深く読まなくても、どこに打てばよいかが自然と見えてくるのです。

たとえば、黒1の「打ち込み」という手があります。
相手の陣地を乱す、攻撃的な手筋です。

白が2と打って黒を囲もうとしてきても、黒3~9と打って辺に陣地を築くように進めていき…
ここで「連絡の手筋」が登場します。
上辺の黒と隅の黒をきれいにつなぐ手があるのですが、どこに打つと思いますか?
少し考えてみてください。
では、いきます。

黒11です◎
これが「ハサミツケ」という手筋です。
白が12と断点を補っている間に、黒はすっきりと連絡することができました。
白陣の中に飛び込んだ黒が無事に味方とつながり、上辺を黒地にすることができたのです。
黒は大きな得をしました。
このように、まるで魔法のような手が囲碁にはたくさんあり、それが「手筋」です。
②どうやって学ぶの?
「手筋」の学習も「詰碁」と同様に、やさしい手筋の本を一冊用意して繰り返し何度も解きましょう。
碁盤に並べて解くのも非常に効果的です。
続けるほどに直感が磨かれていきますよ。
- 手筋を解く
- 解答を見て「なるほど!」と感じる←ここが特に大切
- 想像力が育ち、形の急所が見えてくる
- 実戦で好手が打てるようになる
以前、休日には問題を碁盤に並べてじっくり考えながら解いていました。
脳にとって最高のトレーニングになったと実感しています。
人生でいちばんボロボロになるまで使い込んだ本でした。
関連記事:
【囲碁の基本手筋】初心者が最初に押さえるべき重要手筋をていねいに解説!
碁盤と碁石をお持ちでない方は、ぜひ学習用の碁盤と碁石を探してみてください。
関連記事:
【初心者におすすめの囲碁盤・碁石セット】まずはこのセットで囲碁を始めよう
上達法STEP4:実戦(対局)で経験を積む
①実戦とは?
実際に相手と向き合って対局します。
これまでの学習の成果を発揮する場と言えます。
さまざまな知識を身につけた上で、自由に手を選べるので対局は楽しいです。
勝ち負けで気持ちが揺れたり、相手によって展開や雰囲気が変わるところもおもしろいですね。
STEP1~STEP3の学習と比べ、実戦がいちばん感情を揺さぶります。
あまり語られることはありませんが、「感情が動く」ということが囲碁の非常に豊かな要素だと感じています。
日常生活では「負けて悔しい」「この一局は絶対に勝ちたい!」「このまま進めばもしかして勝てるかも、ドキドキ」などとはなかなか思わないのではないでしょうか。
囲碁を打つことで、普段の生活では味わえない感情を体験できます。
「この感情を体験するために囲碁を打っている」くらいの気持ちで対局できたら、楽しみがさらに広がりますよ。
また、勝ち負けにとらわれず、「この手を試してみよう」という気持ちで対局するのもおすすめです。
自然と力がつき、気づけば初段くらいになっているかもしれませんね。
②実戦で上達するために大切なこと
上達のために欠かせないのが対局後の「検討」です。
対局が終わったあと、ここが良かった・悪かったと感想を伝え合うことがとても重要です。
一言二言でも新たな発見がありますし、相手との会話を通じて仲良くなるきっかけにもなります。
余裕が出てきたら、対局中に序盤の20〜30手ほどを棋譜に書き留めておき、あとで先生に見てもらうと効率よく上達できます。
棋譜の書き方はこちら:
【囲碁の棋譜の書き方】碁罫紙や石を取った後の読み方についても解説
指導碁などで先生に検討してもらうのも大変有効です。
指導碁についてはこちら:
【指導碁とは?】効果や進め方・日本棋院の指導碁料金についてまとめました
棋譜並べ・詰碁・手筋の学習で理論をインプットし、実戦・対局でアウトプットするイメージです。
理論だけを学んでいると頭でっかちになりますし、対局だけをしていても正しい打ち方や考え方は身につきません。
「理論」×「経験」=「理解」
だと考えています。
インプットとアウトプットをセットで行うことで、本当の意味で上達していきます。囲碁に限らず言えることではないでしょうか。
まとめ
- ルールを覚える
- 碁盤と碁石を用意する
- 対局してみる
- 大きな碁盤にステップアップ
- 棋譜並べをする
- 詰碁を解く
- 手筋を学ぶ
- 実戦対局をたくさん重ねる
ぜひ取り組んでみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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