こんにちは。
囲碁インストラクターの田中です。
今回は、9路盤から13路盤へ、13路盤から19路盤へと広げるタイミングについてお話しします。
「より広い碁盤にはいつ挑戦すればよいの?」
囲碁を始めたばかりの方が迷いやすいポイントですので、初心者の方の参考になれば幸いです。
9路盤とは
まずは各碁盤の特徴を確認していきましょう。
9路盤とは、

縦横それぞれ9本の線で構成された碁盤のことです。
囲碁を始めたばかりの方は、まず9路盤でルールを学ぶことが多いです。
13路盤とは
13路盤は、縦横の線が13本に増えます。

9路盤と比べると、かなり広くなりますね。
戦略的には、隅・辺・中央というエリアが生まれ、打ち方のバリエーションが大きく広がります。
囲碁教室では19路盤への準備として活用されることの多い碁盤です。
19路盤とは
19路盤も同様に、縦横それぞれ19本の線からなる碁盤です。

9路盤と比べると、非常に広く感じられますね。
この広さが碁盤の基本であり、碁盤といえば、一般的に19路盤のことを指します。。
そのため、「19路盤で終局まで打てるようになる」ことは、囲碁を始めたばかりの方にとって大切な目標のひとつです。
ステップアップの進め方
さて、本記事の本題である「広い碁盤へ移行するタイミング」についてお話しします。
学び方や指導方針は人それぞれ異なりますので、以下はDecor Horizonとしての考え方です。多くの方々に囲碁をお教えしてきた経験をもとにまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
次の広さへ進む目安
囲碁に慣れていくペースは個人差がありますが、「終局まで打つ」ことを各碁盤で4〜5局こなせたら、次の広さの碁盤へ進んでよいのでおすすめです。
ここでいう「終局まで打つ」とは、黒地と白地の境目を確定するダメ詰め、そして陣地を数える整地まで含みます。(途中で投了して「終局まで打った」とはなりません。)
9路盤から13路盤へ
まずは9路盤で、双方の陣地になりそうな場所を意識しながら対局し、境目を打ち、盤上のすべての交点がどちらかの陣地になる状態(終局)を目指しましょう。
勝っても負けても4〜5局終局まで打てたら9路盤はクリアでもあります。
Decor Horizonでは、この段階で13路盤へ進むことをおすすめしています。
9路盤に長くとどまりすぎると、13路盤や19路盤がかえって怖く感じられてしまうからです。
「陣地」という概念をつかめたら9路盤での学びは十分と考え、すっきり13路盤へ進まれることをおすすめします。
13路盤から19路盤へ
13路盤から19路盤へ移行する際も、同じ考え方が当てはまります。
13路盤で終局まで4〜5局打てたら19路盤へ進んでいただいて構いません。のでおすすめです。
19路盤はとても広く感じて打つ場所に迷うかもしれませんが、13路盤で身につけた「隅」「辺」「中央」というエリア感覚を意識しながら打つと、だんだん慣れてきます。(囲碁は意外と慣れが大切なゲームです。)
9路盤から13路盤へ移行した時と同様に、13路盤に長く慣れすぎると19路盤が怖くなってしまうかもしれません。
ですので、13路盤で序盤から終局・整地まで4〜5回こなせたら、ぜひ19路盤にチャレンジしてみてください。
※PCやタブレットでコンピューターと対局している場合、「整地」がない場合があります。その際は整地の手順はご放念いただいて構いません。
ただし、整地がどのようなものかは把握しておくことをおすすめします。
そして、これはとても大切なことですが、
19路盤を試してみて「まだ難しい」と感じたら、また13路盤に戻れば大丈夫です。のです。
碁盤の広さの違いを気軽に楽しんでいただければと思います。
19路盤の序盤のお手本
Decor Horizonでは、級位者の方のための「囲碁オンライン講座」を提供しています。
最初の1ヶ月間を無料でご受講いただけます。体験受講特典として「序盤の模範棋譜~厳選30局~」という19路盤の布石教材をプレゼントしています。
以下のページでご案内していますので、ぜひご活用ください。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました!


