【無料公開】初段を目指すオンライン囲碁講座

【囲碁の基本手筋】初心者が最初に押さえるべき重要手筋をていねいに解説!

基本手筋

今回は、囲碁の重要な基本手筋について詳しく解説します。

基本的な手筋を押さえるだけで、対局中にどこへ打てばよいかが見えてきますし、考え方が身につくと安心感が生まれます。

逆に、基本手筋を知らないと方針が立てられず「どこに打てばいいか分からない」という状態に陥りがちです。

この記事では、入門・初心者の方に向けて「最初に覚えておきたい手筋」をまとめてご紹介します。

この記事で学べること
  • 手筋とは何か?
  • どの手筋から学べばよいか?
  • 連絡の基本手筋
  • 石を取る基本手筋

上記の内容をしっかりと学ぶことができます。

関連記事を含めてボリュームのある内容ですが「目次」を用意していますので、辞典感覚でご活用ください。

一度に全部読もうとすると大変なので、気になる手筋の記事から読み進めてみてください。

15級~1級のあなたへ大切なお知らせ

Decor Horizonでは1級・初段を目指す「囲碁オンライン講座」を提供しています。

無料登録で「序盤のお手本~厳選30譜~」という限定教材もプレゼントしていますので、ぜひお役立てください。

【無料公開!】1級・初段を目指す囲碁オンライン講座と上達のポイント

手筋(てすじ)とは?

手筋とは「石のつながりに関わるテクニック」です。

  • 味方の石同士が盤上の線を通じて、どのように連携しているか?
  • 相手の石の連携を、どのようにして断ち切るか?

これらが手筋の根本的な考え方です。

逆に、つながりの悪い石同士のことを「筋違い(すじちがい)」と呼びます。

「筋違い」から説明した方が理解しやすいので、順を追って解説していきます。

「手筋」ではない「筋違い」

さっそく具体例を見ていきましょう。

筋違いのハザマ

黒Aと黒Bは「ハザマ」と呼ばれる、筋違いの典型的な形です。

この形は、

筋違いのハザマ

縦の線でも横の線でも、一本ずつ間が空いてしまっています。

つまり、石同士がつながっていないのです。

ハザマ

白1と打たれると、黒Aと黒Bは分断されてしまいます。

その後の展開の一例ですが、

ハザマ

黒2、4とつなごうとしても、白3、5と邪魔されて黒Aと黒Bを結ぶことができません。

このような状況を招いてしまうのが「筋違い」です。

ぜひ碁盤に並べて確かめてみてください。

そして、筋違いとは反対に、味方の石同士が盤上の線で連携している状態を「筋(すじ)」と言います。

どの手筋から学べばよいか?

この記事では、「ルールを覚えたばかりの初心者の方」~「基礎を見直したい級位者の方」がしっかり習得できるよう「基礎の中の基礎手筋」をご紹介します。

基本中の基本ではありますが、ここで紹介する手筋が囲碁の技術の土台となっています。どんなに高度な手も、突き詰めれば基本手筋に行き着くのです。

基本手筋を大まかに分類すると、

・連絡の手筋

・石を取る手筋

という2種類になります。

それぞれしっかりと身につけていきましょう!

①連絡の基本手筋

石と石をつなぐ「連絡の基本手筋」は、

  1. コスミ
  2. 一間
  3. ケイマ
  4. 大ゲイマ
  5. 大々ゲイマ

この五種類です。

それぞれ順に見ていきましょう。

(1)基本手筋「コスミ」

コスミとは、味方の石を斜め方向に進める手で、非常に安全な連絡の手筋です。

コスミ

このように斜めに進む手を「コスミ」と言い、

コスミ

AかBのどちらかのルートでつながることができます。

(白Aときたら黒Bで連絡。白Bときたら黒Aで連絡。という仕組みです。)

進みは遅めですが、確実で安全な連絡の手筋です。

(2)基本手筋「一間」

「一間」とは、まっすぐ一路あけて進む手筋です。

コスミよりも素早く進むことができます。

一間

これが「一間」です。

一間

このように連絡していて、

白が1や1'などと近づいてきても、黒2と打てばすぐにつながることができます。

(3)基本手筋「ケイマ」

ケイマとは、将棋の「桂馬」と同じ動きで「二路進んで一路曲がる」連絡の手筋です。

ケイマ

これが「ケイマ」の動きで、コスミや一間より速く進めます。

ケイマ

このような筋で連携を取っています。

進みは速いですが、敵が近くにいると分断されやすいので注意が必要です。

(4)基本手筋「大ゲイマ」

大ゲイマ(おおげいま)とは、ケイマよりもさらに速く進む手筋です。

大ゲイマ

これが「大ゲイマ」です。かなり離れていますが、

大ゲイマ

このような筋で連携しています。

周囲に敵がいない場面で、効率よく展開できる手筋です。

(5)基本手筋「大々ゲイマ」

大々ゲイマ(だいだいげいま)とは、大ゲイマよりさらに一歩広く進む手で、19路盤の布石(序盤)でよく登場します。

大々ゲイマ

これが「大々ゲイマ」です。距離が遠いため連携は薄いですが、大きな陣地を狙える可能性があります。

大々ゲイマ

筋はケイマや大ゲイマと同様で、二本の線で連絡しています。

※連絡の手筋については、関連記事でさらに詳しく解説しています。

コスミとケイマ 【囲碁の「コスミ」や「ケイマ」はなぜ良いのか?】意味が分かるとおもしろい!

15級~1級のあなたへ大切なお知らせ

Decor Horizonでは1級・初段を目指す「囲碁オンライン講座」を提供しています。

無料登録で「序盤のお手本~厳選30譜~」という限定教材もプレゼントしていますので、ぜひお役立てください。

【無料公開!】1級・初段を目指す囲碁オンライン講座と上達のポイント

②石を取る基本手筋

相手の石を取るための基本手筋は、

  1. 両アタリ
  2. シチョウ
  3. オイオトシ
  4. ウッテガエシ
  5. ゲタ

この五種類です。

一つひとつ確認していきましょう。

(1)基本手筋「両アタリ」

両アタリを理解すると、相手の弱い断点を見つけられるようになります。

またアタリへの感覚が磨かれ、自分の危険な箇所も察知して守れるようになります。

「両アタリ」とは?

両アタリ

次のような図があるとします。

黒の番で、

両アタリ

黒1と打つと「両アタリ」になります。

白△が両方ともアタリの状態ですね。

ここに打つことで、どちらかの白△を取ることができます。

両アタリを詳しく学ぶ: 【囲碁入門⑬】石を取る手筋「両アタリ」の基本をていねいに解説!

(2)基本手筋「シチョウ」

次は石を取る手筋「シチョウ」について解説します。

シチョウを理解すると、自分の石が分断された際に、分断してきた相手の石を正確に取れるようになります。

「ここは切られてもシチョウで取れるから問題ない」という判断ができるようになります。

「シチョウ」とは?

シチョウ

このような形があるとして、黒番で、

シチョウ

黒1~15のように白を追い詰めて丸ごと取る手筋が「シチョウ」です。

シチョウを詳しく学ぶ: シチョウ 【囲碁入門⑭】石を取る手筋「シチョウ」の基本をていねいに解説!

(3)基本手筋「オイオトシ」

次は、囲碁の手筋「オイオトシ」という石の取り方です。

オイオトシを理解すると、良いアタリと悪いアタリの違いが分かります。アタリをかけた後、相手が逃げた先を自然と読めるようになります。

「オイオトシ」とは?

オイオトシ

このような形があるとして、黒番で、

オイオトシ

黒1~3が「オイオトシ」という石の取り方です。

白を追い続けて最後に仕留めるイメージの手筋です。

オイオトシを詳しく学ぶ: オイオトシ 【囲碁入門⑮】石を取る手筋「オイオトシ」の基本をていねいに解説!

(4)基本手筋「ウッテガエシ」

ウッテガエシを理解すると、石を捨てることへの不安がなくなってきます。

相手に石を取らせることで目的を果たす、囲碁ならではの奥深い考え方です。

「ウッテガエシ」とはどんな手筋?

ウッテガエシ

この局面で黒番となり、白△の二子を取ることを目指します。

では、どのように打つのでしょうか…

ウッテガエシ

黒1と打ちます。

続く白番で白2と打たれると、黒1は取られてしまいますが、

ウッテガエシ

盤面はこのような形になります。

よく見ると、白三子がアタリの状態になっていますね。

黒1は取られてしまいましたが、

ウッテガエシ

黒3と打つことで、最終的に白△を取ることができます。

これが「ウッテガエシ」という手筋です。

ウッテガエシをさらに詳しく学ぶ: ウッテガエシ 【囲碁入門⑯】石を取る手筋「ウッテガエシ」の基本をていねいに解説!

(5)基本手筋「ゲタ」

続いて、石を取る手筋「ゲタ」についてご説明します。

ゲタを覚えると、シチョウで取れない場面でも効率よく石を仕留められます。

「ゲタ」とはどんな手筋?

ゲタ

この局面で黒番となり、白△を取るために、

ゲタ

黒1が好手で、白△を包み込んで取ることができます。

この黒1の打ち方が「ゲタ」という手筋です。

ゲタをさらに詳しく学ぶ: ゲタ 【囲碁入門⑰】石を取る手筋「ゲタ」の基本をていねいに解説!

まとめ

ここでまとめておきましょう。

最初に身につけたい基本手筋
・連絡の手筋として…
  1. コスミ
  2. 一間
  3. ケイマ
  4. 大ゲイマ
  5. 大々ゲイマ

・石を取る手筋として…
  1. 両アタリ
  2. シチョウ
  3. オイオトシ
  4. ウッテガエシ
  5. ゲタ

以上が、囲碁の基本的な手筋の概要です。

練習問題もご用意していますので、ぜひご活用ください。 【囲碁の練習問題】習うより慣れよ!初級手筋・死活問題をプレゼント

実戦でも非常に重要な内容ですので、じっくりと繰り返し学んでいきましょう。

手筋の全体像がつかめてきたら、次の記事で具体的な囲碁の打ち方を学んでいきましょう!

【囲碁9路盤の打ち方】初心者必見!一局の流れをていねいに解説

15級~1級のあなたへ大切なお知らせ

Decor Horizonでは1級・初段を目指す「囲碁オンライン講座」を提供しています。

無料登録で「序盤のお手本~厳選30譜~」という限定教材もプレゼントしていますので、ぜひお役立てください。

【無料公開!】1級・初段を目指す囲碁オンライン講座と上達のポイント