【無料公開】初段を目指すオンライン囲碁講座

【囲碁入門⑬】石を取る手筋「両アタリ」の基本をていねいに解説!

囲碁の基本手筋「両アタリ」をわかりやすく解説します。

両アタリの基本

まず、両アタリとはどのような状況かを見ていきましょう。

囲碁ルール解説図


こんな局面だったとして…
黒番で、巧みなアタリの仕方があります。

考えてみましょう。
黒を打ったら白がアタリ。
しかも「巧みな」アタリの方法です。

やってみますね。

囲碁ルール解説図

ここです。

黒1と打つと

なんと

白△の「両方」が同時にアタリになります。

これが「両アタリ」です。

なぜ「両アタリ」が有効なのか?

両方がアタリになると、
黒にどのような利点があるでしょうか?

囲碁では、
黒白が1手ずつしか打てないことがポイントです。

「両アタリ」することによって
白△のどちらか一方を必ず取ることができます。

裏を返せば、白は片方の石しか救えません。

囲碁ルール解説図

白2

このようにアタリをつなげると

黒の一手は?

囲碁ルール解説図


黒3と打ってもう一方の白△を取ります◎

囲碁ルール解説図

こういう形になりますね。

囲碁ルール解説図

白2でこちらへ逃げても

黒は…

囲碁ルール解説図


反対側の白△を取ります◎

囲碁ルール解説図

こうなりますね。

相手の石を取ることには、
相手の地と戦力を削るメリットがあります。

囲碁ルール解説図

そこで、

黒1と「両アタリ」を放つのは、非常に優れた一手です。

それでは

両アタリを見つける練習をしてみましょう。

両アタリを探す練習問題①

囲碁ルール解説図

黒番で白を両アタリしてください。

見つかりましたか?

では、答えを見ていきましょう。

囲碁ルール解説図

黒1◎

これで白△の両方が同時にアタリになります。

そして、このように打つことで
どちらかの白△を取ることができます◎

囲碁ルール解説図

白2と逃げても

黒3で逃げなかった方の白△を取って

囲碁ルール解説図


こういう局面になります。

囲碁ルール解説図

白2で

こちらへ逃げても
黒3でもう片方の白△を取れます◎

囲碁ルール解説図

そして、

このようになります。
黒がうまく白石を取りましたね。

では、

両アタリを探す練習問題②

囲碁ルール解説図

こんな局面で黒番です。

どこに打ちますか?

少し考えてみてください。
碁盤があれば、実際に並べてみてください。

囲碁ルール解説図


黒1が正解です。
この一手で白△が同時にアタリになります◎
白石が二つ並んでいても、逃げ道が一つなら「アタリ」です。

囲碁ルール解説図

白2には

黒3◎

囲碁ルール解説図


並んでいた白の二子をこのように取れます。

囲碁ルール解説図

白2で二子の方を助けようとしても

黒3◎

囲碁ルール解説図


反対側の白が取れて、黒が有利になります。

両アタリの効果ですね。

両アタリを探す練習問題③

囲碁ルール解説図

これはどうでしょう?
黒番です。両アタリを探してください。

コツがつかめてきましたか?

囲碁ルール解説図

黒1◎

白△の各二子がアタリの状態です。
黒はどちらか一方を確実に取ることができます◎

もう一問、挑戦しましょう。

両アタリを探す練習問題④

囲碁ルール解説図

この局面で黒番です。
どこに打つでしょう?

石が増えてきましたが
アタリを見つける練習です。

囲碁ルール解説図


黒1がナイス!
「両アタリ」ですね。

白三子のアタリも見えましたか?
このように、
石数に関わらず、逃げ道が少なくなればアタリになります。

最後に、失敗例も確認しましょう。

囲碁ルール解説図


黒1でこのように打つと、
白△はアタリですが、他にアタリがありません。
「両アタリ」にはなっていないわけです。

つまり、
次に白はどこへ打つでしょうか…?

囲碁ルール解説図

白2です。

黒に取られないよう逃げます。
すると、今度は逆に黒がアタリになってしまい
黒がピンチに陥ってしまいました。

このように、
囲碁はアタリの打ち方一つで結果が大きく変わります。
一手一手が重要で、形勢は何度も逆転します。

そこが囲碁の醍醐味です。

「両アタリ」についての解説でした。

次は「シチョウ」について学んでいきましょう。

シチョウ 【囲碁入門⑭】石を取る手筋「シチョウ」の基本をていねいに解説!

基本手筋の全体像は下をクリック:

基本手筋 【囲碁の基本手筋】初心者が最初に押さえるべき重要手筋をていねいに解説!