今回は、「星のシマリへの三々入り」についてまとめました。
星のシマリとは、
- 二間ジマリ
- 大ゲイマジマリ
- 一間ジマリ
- 小ゲイマジマリ
この4種類を指します。
「これらのシマリに対して三々入りをするとどうなるのか?」を「早見表」の形でまとめました。
また、「両翼」という構えへの三々入りも合わせて掲載しています。
「星への三々入り定石辞典」としてご活用ください!
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両翼への三々入り
まずは「両翼(りょうよく)」への三々入りの定石です。

白△のように、両サイドに大きく広げた構えが「両翼」です。
そして、この構えを見たら、黒1の三々入りが非常に有効な侵入手ですになります。
黒1と入った後は…

このような展開になります。
黒11まで、隅に黒地を確保できました。
また、白2で反対側のオサエを打ってきた場合でも、

向きが変わるだけで同様に生きることができます。
白12の守りが必要になるため、黒が先手を取れる点もポイントですでもあります。
ぜひ碁盤に並べて確認してみてください。
- 両翼への三々入りは非常に有効な手
- 大きく、余裕を持って生きることができる
- 入った側が先手を取り、他の大場へ先行できる
【最初に学ぶ!三々入りの基本定石】両翼への三々の定石外れや考え方を解説
二間ジマリへの三々入り
次は「二間ジマリ」への三々入りです。

白△が二間ジマリです。
この構えに対しても、黒1の三々入りは非常に有効で、「両翼への三々入り」と同様の効果がありますがあります。
この後の展開としては…

このような形になります。
先ほどの「両翼への三々入り」とよく似た形ですね。
- 二間ジマリへの三々入りは非常に有力な手
- 大きく、余裕を持って生きることができる
- 入った側が先手を取り、他の大場へ先行できる
実戦で登場したら、ぜひ三々に踏み込んでみましょう!
大ゲイマジマリへの三々入り
次は「大ゲイマジマリ」への三々入りを確認していきます。

白△の大ゲイマジマリに対し、黒1の三々入りです。
この手は「両翼」や「二間ジマリ」と比べるとやや難しいですが、有力な三々入りです。
この後の展開としては…

白14までの進行になります。
黒7を捨石にすることで、隅でギリギリ生きることができます。
また、「両翼」や「二間ジマリ」の場合と同じく、黒が先手を維持できる点もポイントですです。
- 大ゲイマジマリへの三々入りは非常に有力な手
- スペースはギリギリだが、生きることができる
- 入った側が先手を取り、他の大場へ先行できる
先手が取れるため、お得感のある三々入りです。
ぜひ実戦で試してみてください!
一間ジマリへの三々入り
続いて「一間ジマリ」への三々入りを見ていきましょう。

白△の一間ジマリに対し、黒1の三々入りです。
これまでよりシマリが狭い分、黒にとって条件が厳しくなります。
黒1の後はどのような戦いになるかというと…

一例として、黒9までの展開になります。
この黒は「大ゲイマジマリ」の時と同様に、ギリギリの広さで生きています。
ただし、黒が「後手」になります。
- 一間ジマリへの三々入りは成立する手
- スペースはギリギリだが、生きることができる
- 入った側が後手になるため、注意が必要
入った側が後手になる点が注意事項で、盤面に他の大きな場所がないかを確認し、タイミングを計って入りましょう!
小ゲイマジマリへの三々入り
最後は「小ゲイマジマリ」への三々入りです。

白△の小ゲイマジマリに対し、黒1の三々入りです。
この手では、簡単には生きられません。
結論は「コウの形」です。

黒9まで「コウ」の形に持ち込み、「コウ争い」に勝てば生きることができます。
逆に、コウ争いに負けると石を取られてしまいます。
つまり、生きるかどうかは「五分五分」です。
実戦では、「地が足りない」と感じた時に一か八かで試してみましょう。
- 小ゲイマジマリへの三々入りは「コウ争い」になる
- 「コウダテ」が多い局面で入ると効果的
- 形勢が苦しい時に活用してみましょう
【囲碁のコウを徹底解説!】コウダテや着手禁止点もあわせて学べる
三々に入られないためには…
ここまで三々に入る側の視点で解説してきましたが、隅の守り方も把握しておくと役立ちます。
星を打った際に、隅へ侵入されないようにするには…

白1のコスミが有力です。(特に「両翼」の形の時は早めに打ちましょう。)
ここに打っておけば、相手は三々に入ることができなくなります。
仮に入ってきても、取ることができます。

白1のコスミは、A~Dどのシマリとも組み合わせて使えます。
相手の侵入を防ぐため、序盤のうちに打っておきましょう!
まとめ
評価の高い順に、早い段階で三々に入ることが重要ですでもあります。
特に「両翼」と「二間ジマリ」は、見かけたらすぐに入っても問題ないほど有力でもあります。
対局の際に意識してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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